関連材料: アンティーク(中古)枕木

リーベの豪州産中古枕木の歴史
リーベの歴史は、豪州産中古枕木と共に歩んできました。
1999年の設立当初、まず手がけたのがこの豪州産の枕木なのです。
『美しく安全で品質が良く、暮らしを豊かにするもの』
そのコンセプトを胸に世界各国で商材を探していた当社代表が、オーストラリアでこの枕木に出会いました。
安全性が高く、耐久性基準が厳しいこのオーストラリア製中古枕木は、オーストラリア国内での再利用が進められているために、他国への輸出量はごく限られています。
交渉に交渉を重ね、独自ルートを開拓することに成功して、リーベの豪州産中古枕木はウェブ販売を開始しました。
重厚感、品質、味わい深さ、野性味。この希少な枕木が売れないはずがなく、庭、ガーデン、エクステリア施工の分野でたちまち人気商品となりました。
当時まだ千葉県長作町(現長作倉庫)にポツンと建っていたリーベ本社では、社員の採用試験にこのズッシリと重い枕木を担げるかという項目があったほどです。
それから今日に至るまで、豪州産中古枕木はリーベのパイオニア精神を体現する商品のひとつであり続けています。

オーストラリアから日本へ
現地で鉄道の線路を支えていた枕木は製材所に集められます。
実際に使われていたため、まだ残っている金具を外していきます。
中古枕木が傷まないよう細心の注意を払って作業します。
枕木はこの後検品を経て、全体的な傷みの度合い・角の丸み・キズの多さなどによって各グレードに分けられます。
これは機械的な指標があるのではなく、ベテランの担当者が判断します。
ワインの当たり年のように、時期によってグレードに多少ばらつきが生じることもあります。
天然もの、本物ならではのこととしてご理解ください。
カットやスライス加工はオーストラリアで行われます。
最後にコンテナの中で枕木は燻蒸(クンジョウ)処理を施され、2ヶ月をかけて海を渡り、日本へとやってくるのです。
